
難聴せいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!
」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて……。
友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。
同級生
難聴せいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!
」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて……。
友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。
コメント
健常者ではない、と言う事の中にも段階があり、それが落ちていくことで何を失うかを現実として突きつけられながら生きている描写が物凄く解った。
他者がうざいと考えていた思春期に「目が見えなくなる・耳が聴こえなくなる・口がきけなくなる」のどれか選択することで他者と強●的に関わらずに済むようになるには「口がきけなくなる」を選択する、とか想像したことあるが(正に中二病)目が見えないと本読めない、耳が聴こえないと音楽も聴けない。
たった一人の人の声が聴こえなくなる恐怖心、まだこれ以上に諦めなければならないのかと言う絶望感、難聴と言うものが自分の身に起きてから、諦め続けて諦観の念から不愛想・無口になってしまった航平にとって、初めて「諦めたくない」と思う存在が太一で、諦めたくない気持ちが凝縮されている涙の描写が…堪らなかった。
悪意のない他者ほど怖いものはない。
1巻はラブ的要素は全然ないですが、ちゃんと恋愛関係が始まるということを予感させてる。
太一のような偏見のない人間性に、感化された、思い出深い作品です。
ものすごくきゅんきゅんした。
絵のタッチもふんわりしててすき。
帯が半透明の紙で表紙とあっててよかった。
あと、孤立気味な難聴の航平と自分が重ねあわせてた気がする。
あまり友だちをつくることが出来ないけど、弁当でこんな笑顔をしてくれたらそりゃ落ちる…
軽めで純情系なのが好きな方、もしくは初心者向けといった感じです。
突出した能力もなく平凡を極める主人公佐川が、ふとしたきっかけで難聴を患う青年杉原と出会いノートテイカーを申し出ることから二人は接点を持ちます。
明るく人懐こい主人公に次第に心を開いていく杉原の変化、普通なら気にならないようなやり取りからすれ違ってしまう切なさ、徐々に募っていく気持ち、順番に物事が進みゆっくりと二人が距離を縮めて行く過程が丁寧で好きなお話でした。
最後らへんの始まりそうで始まってないもどかしさ、これはこれで非常に良かったです。