
関屋×新発田…超絶フレンドリーおっさん・新発田に言い寄られ続けるコミュ障ラジオDJ・関屋は、自分の中のモヤモヤを、その美声をもってうまく言葉にできない。
弥彦×秋葉×ある男…ある事情から、何事にもメゲずに愛してくれるセックスの相手・弥彦を「恋人」とは呼べないまま、カフェオーナー・秋葉は思い出のピアノを弾く。
亀田×荻川…捨て猫が縁で親しくなった亀田と荻川。
飲んで食って猫を愛でて……居心地のいい日常を「恋愛」にしないまま、ゆったりと日々を過ごす。
佐渡×中条…口ゲンカばかりだけど恋人として過不足なく見える佐渡と中条――しかし中条は佐渡を「手に入らないもの」だと諦め、嫌おうとしながらそばにいる。
好き、大事にしたい――はずなのに上手く伝えられない4組の’なりそこないの’恋人達が’リンク’。
完全で幸福な恋人になるまでを描くドラマチック・オムニバス!
震えるほどラブくていとしい単行本描き下ろし盛りだくさんです。


コメント
キーポンイトとなる男性の愛情に巻き込まれて運命が廻っていく、最初に予想していたライトなお話とは少し違って、思わぬ人と人との物語で驚きました。
合計で4カップルのお話が描かれているのですが、伏線を上手に回収しながらうまく繋がっていき、読後感充実でした。
明るく楽しい、少し哀しい、軽くておかしい、苛々してもどかしい、喜怒哀楽が愛に繋がって、誰しもが愛を求めて奮闘しているのだと伝わってくる作品です。
佐渡さんと中条さんのお話は、本編後半でほっと一胸なでおろすのですが、ラスト10ページで胸が締め付けられ、ページをいきつもどりつして、あとがき4ページで泣いてしまいました。
兄弟愛・・・。
装丁も力が入っているのが伝わってきて、他の編集・デザインの方との組み合わせだとどのような感じになるのか、作者さんの本領発揮作品をまた読みたいと思いました。
亀田さんと荻川くんはどっちがどっちなのか、スピンオフでまた読みたいです。
読めた。
BLって本当になんなんだろうなぁと思うけど
(女子から見る)男同士でしかできないやりとり萌えっていうのは絶対あるよなぁと。
愛とか恋じゃなくて、ぶっきらぼうに見えて実は…な
男同士のコミュニケーションに萌える、という感情を
BLという枠に入れ込んで楽しんでいるような気がする。
著者さん、二次創作の印象しかなかったのだけど
モノローグがとてもうまいし、オリジナリティが
あって実力派だなぁと。
装丁:須納瀬 純
表紙や扉絵も繊細できれいで、ストーリーの中身を期待させてくれます。
最初はどんなストーリーなのかわからない事だらけで読み進んだけれど、ひとつひとつの話を読み終わるごとにパズルのピースが埋まっていく感じで物語の全貌が徐々に明らかになっていきます。
はっとさせられる、上手い構成になっていました。
どのキャラもそれぞれに強力な個性があって生き生きとしていてステキでした。
登場人物が多いのでこんがらがりそうになるけど、後ろに人物紹介があるのでちゃんと頭の中整理できるようになっていて親切でしたw
私的に気になったのはやっぱり、佐渡と中条、そして秋葉かな…彼らを軸にしているストーリーだと思うので。
そして、彼らをめぐる人間相関図がとても興味深いのです。
根本的には生きていくことの苦しみ悲しみを内包したドラマティックな話なんだけど、単にシリアスに描くのではなく笑える要素もいっぱい含まれていて、とても味があってよかったです。
新発田の突き抜けた明るさとか、コワモテなのに尻に敷かれてる感じ満載の佐渡の意外性も面白かったです。
あと、中条のお父さんww
辛いことや悲しいことがあっても、時には爆笑することだってあるわけで、そんな人間の多面性をきちんととらえていてさすがだなと思いました。
でも、これだけの人数の登場人物で、キャラ一人一人も作りこまれているので、ちょっと1冊ではもったいないし、もの足りなかったかもです。
続編もぜひ!
4コマは全部面白かったです!
受組、攻組笑ったし、佐渡ビジョンにも噴きました。
カバー下もそうきたかと営業活動に爆笑です。
中条親子!
他作品を読んで
雰囲気は味わえます。