
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
学園もの
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
コメント
スメルズ ライク グリーン スピリット SIDE-B
世間・普通の反応どれもリアルすぎて読んでて辛かったです。
柳田もやった事は許されないことだけど誰か一人でも彼を受け入れていたらって思うとやるせない気持ちでいっぱいです。
息子陣みんな母親想いのいい子で、幸せであればいいなと思いました。
太い志とか、三島くんかっこいいわ。
長い目で見て「正解」は誰にも分からないけど、自分で選んだってことが大切なんだろう。
気づけば異質を自覚して幼いままではいれなくて、優しいからこそ敏感になって、まだ少年と呼ばれる時期に特に、親の存在って大きい。
柳田先生、失礼だけど同情せざるを得ない…。
マンガ文化に馴染みがないのでアッサリと読める分量にアッサリとしてしまうけど、描いてる内容はさすがマンガでスルッと入ってくる。
場面設定とセクシュアリティの交差が絶妙。
しかしどうみても中学生にはみえない絵面。
しかしマンガは高いな、でも絵込みだからか。
三島と桐野と夢野、それぞれに家族がいて彼らに対する見方も全く異なっていている。
BLはファンタジーっていう言葉を聞いたことがあるけど、これは本当にリアルだと思った。
周りの反応や彼等の中での葛藤だったり。
最初は桐野の本性にちょっと驚いたり、独特の表現について行けるか心配だったけどSIDE Bまで読んでこの作品に出会えて良かったと満足できた。
てっきり三島と桐野は一緒になるのかと思っていたけど、桐野が選んだ選択肢も現実的というかそれを含めてこの作品の良さなのかも。
夢野のキャラが好きだった。
必死になっている人間、踏みつぶされそうになる人間の、狂気じみたところを。
そして、自分たちが生きていく上でのしがらみの強さ、煩わしさ。
愛おしさと同居する憎しみとか、そういうものがデフォルメされて絵から伝わってくるような気がした。
結局ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、色んな見方があるとは思うけど、それぞれがそれぞれなりに出した答えを持って、信じて生きていくっていうのが、尊いことでそれは誰にも否定されるべきではないと思った。
三人の男の子が歩む、三つの道が幸多からんことを、と、願わずにはいられない話でした。