
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
学園もの
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
コメント
性に悩む男子達の日常が凄くリアルで、青春してるんだけど熱過ぎることもなくちょうどいいユルさ。
BLなんだけどBLぽくなくて、でも男の子同士ちゃんと恋愛してて悩んで暴走して…まだ青い甘酸っぱい恋にきゅんきゅんしました。
太志と太郎(名前も最高w)の結ばれ方がサラッとしているところがBLぽくないかもしれないけど、この作品に限ってはそこが好き。
余計妄想煽られて萌えます\\(//∇//)\\ラストのトンボのシーンもとても感慨深くて映画見た後のような余韻に浸れました。
ストーリーも然ることながら絵も本当上手いしギャグも最高!
何と言ってもキャラクターが生き生きしてるし、脇キャラに至っても魅力的でかなり笑える!
太郎ちゃんパパとか特にww
BL読者に限らず、また男女構わずお勧めしたい作品です(≧∇≦)
マンガ文化に馴染みがないのでアッサリと読める分量にアッサリとしてしまうけど、描いてる内容はさすがマンガでスルッと入ってくる。
場面設定とセクシュアリティの交差が絶妙。
しかしどうみても中学生にはみえない絵面。
しかしマンガは高いな、でも絵込みだからか。
SIDE:Bに入った途端に頭の中から、いつもBLを読む時に抱く期待とか欲望とか吹っ飛んでた。
そんなモノ必要なく読んでしまった…素晴らしい!
ある意味、BLのご都合主義・ハッピーエンド信仰を拭い去ってますよね、帯の「オトナが泣けるゲイ男子の青春」、正にそうだな、って。
三島は最初から強い精神力を持っていて、彼の挫折と再生の物語でもないですし。
ひと夏だけ繋がった友情のお話として完成している。
正に「さらば、青春の光」と言う物語だった『スメルズライクグリーンスピリット』。
読んだ後寝ながら、銀河鉄道999のあの最終回のナレーションが聴こえて来てしょうがなかった。
一瞬光って、そのまま光り続ける事が出来ないから素晴らしく美しい…誰の心の中にもある一瞬の煌めき。
私自身は、桐野のように愛する母の為に「普通」の道も行けなかったし、三島のように自分の心のままに動く事も出来なかったなー、と昔を思い出してしまった。
柳田の性癖は仕方ないけども、大人の男と恋愛関係を結べていたら普通のゲイの男になれる可能性もないだろうか、と。
三島くんが同情したのも、自分のセクシャリティーをひた隠しにしなければならん先生の闇が見えたからだろうし。
三島くんはこう言う面でも強いから優しくなれる…三島くんに受け入れてもらえれば自分は救われると言うのはどう見ても柳田の身勝手な要求でしかないが、柳田先生以外の、同じ様な境遇になりそうな男の子たちの親は、皆イイ人と言うのではなくて、子供を個人として考えて、答えを押しつけるんじゃなくて子供に聴いて確認させている、と言う部分が段違いだった気がする。
一番信じて貰いたいのはまず肉親であって欲しい、と誰もが思っている、それだけのことだったんだろうなぁ。
再読してまた色々考えたいが、BLらしいハッピーエンドだったかと言うと、違うと思う。
途中でBLどかどうでもよくなって読んでたのもそれが大きな要因になっている。
三島は「女装」が好きな自分もゲイである自分も獲得して大人になったが、彼本来の性癖から求めるタイプは「毛深いガチムチ系」で、夢野ではなかっただろう。
夢野も、三島に恋をしていながら、彼の自分と同じ性器を目にした途端に夢から一度は醒めている。
桐野はオネェな自分を開放するよりも愛している母親の普通の幸せを選択し、本当の自分を解放しない道を選んだ。
「夢に見る幸せ」=「桃源郷」へ、誰も辿り着いてない。
何もかもが好転しハッピーエンドを迎えている訳ではないけれど一読してこの作品が素晴らしいと感じられたのは、ギャグと言うモノに「非日常」的に捉えてしまい、これが過剰なフィクションである、と言う風に思えない非過剰さで描かれた物語だったからじゃないか、と思った。
幸せを演出する為の「過剰さ」が一切ない。
過酷で被害者を被害者たらしめる執拗ないじめの描写でもなく…。
そして、決して三島くんの挫折と再生の物語ではない、と言う所。
三島くんの母親の存在感抜きに彼の強さは語れないが、総て母のお陰ではなく、三島くん自身が獲得した部分も大きく、同情や共感を呼ぶような作品ではなくて、「秘密の友達」と言う、誰の過去にも一度くらいはあったであろう、あの、甘酸っぱい、やっぱり「青春の光」の物語なんだろうな、と思った。
Bの方も、表紙がフェイクになっていると思う。
三島と手を繋いでいるのは夢野ではなくて桐野だよね?この表紙を見ても、これが単に男の子同士の恋愛モノであるBLではないのが解る。
三島になりたかった桐野の姿だろうなぁ、と。
BLと言うジャンルに入ってて全然構わないんだけど、通常BLで描かれる面とは違う角度から描いていて、改めて凄いなー、って思った。
BLで読みたいものの別の扉が開いた感触!
息子陣みんな母親想いのいい子で、幸せであればいいなと思いました。
太い志とか、三島くんかっこいいわ。
長い目で見て「正解」は誰にも分からないけど、自分で選んだってことが大切なんだろう。
気づけば異質を自覚して幼いままではいれなくて、優しいからこそ敏感になって、まだ少年と呼ばれる時期に特に、親の存在って大きい。
柳田先生、失礼だけど同情せざるを得ない…。
何度読んでも彼らのストーリーは同じなのに、もう1度・・もう1度と確認するようにA・B読み返してしまいます。
大切にします。