
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
学園もの
女装癖がある、同性が好き、‘人とはどこか違う’…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。
しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
(※本作はSIDE-Aの続編です)
コメント
それぞれ前に進んでいく過程が感慨深かった
柳田も過去がだいぶ闇なので一概に悪としては見れなかったなぁ~
柳田や桐野父母、そこらのおばさんとか、決して褒められるばかりの人間ではないが、最終的には皆愛せた。
特に主人公2人の母は、最初の対応は対極でしたが、息子を愛している気持ちは同じだよね。
どちらかというと、桐野母の受け入れ方に泣いた。
それに対する桐野の選択にも泣いた。
ラストまでいくと、悪役だった柳田の見方も変わってくる。
一歩間違えば桐野もああなっていたかもしれない。
むしろ未来の姿かもしれない。
そう考えると、何もわかっていないクソガキ死ね発言も切なくなる…
必死になっている人間、踏みつぶされそうになる人間の、狂気じみたところを。
そして、自分たちが生きていく上でのしがらみの強さ、煩わしさ。
愛おしさと同居する憎しみとか、そういうものがデフォルメされて絵から伝わってくるような気がした。
結局ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、色んな見方があるとは思うけど、それぞれがそれぞれなりに出した答えを持って、信じて生きていくっていうのが、尊いことでそれは誰にも否定されるべきではないと思った。
三人の男の子が歩む、三つの道が幸多からんことを、と、願わずにはいられない話でした。
それぞれの家族との関わりと選択の中で、”同性愛者/クィアとしての側面は、自分を構成する100%ではない”という結論を出した登場人物がいることが、永井さんの描く世界観の深みだなと思った。
人生を描いている、本当にすごい漫画。
桐野の選択した生き方も、
夢野の葛藤も、
三島のいじらしさも皆それぞれ
悩んで掴んだものなのだなぁと思う。
ずっと大切にしたいコミックス。