メトロ

【電子限定描き下ろし付き】性に対して親から抑圧され続けてきた水葵は、通学中の電車内、いつも同じ時間、同じ車両で、見知らぬ男に体を触られていた。
逃げることは出来たのに、その行為を受け入れてしまう水葵。
ある時、水葵はその男――忍を見つけ出し、取引を持ちかける。
「…教えてください。
電車でした、それ以上のこと」 マゾヒスティックな水葵の‘命令’に、淡々と応えていく忍。
しかし、背徳に耽り、欲望に溺れる日々の中、無感情だった忍にも、次第に変化が訪れ始め……。
闇を抱える男×抑圧に苦しむ少年の、生々しくも美しい、インモラリティ・ボーイズラブ。

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コメント

  1. 表紙に惹かれて

    最初に読んだ本郷地下先生の作品。
    高校生の男の子が痴漢にあって開発されていく、そんなありきたりのストーリーじゃなかった。
    そんな簡単なモノじゃなかった。
    水葵が抱えてる家庭環境の闇、忍が抱えてる自分自身の過去、その2つを2人が歪な関係を結ぶ中で少しずつ解放に近づいていくんだけど、それは忍が望んでいたものではなく、「終わらせ」たい忍が取った行動に水葵が放った言葉。
    弱者に見えた水葵が実は恐ろしいほどに強く、純粋が決意するとこうも静謐なのかと驚嘆する。
    細かいところの説明がないので疑問点はあるものの、世界に引き込む力が半端ない。
    背徳的なエロさも持ち味。
  2. 暗い状況でお互いに少しの光を見出す

    きっかけは痴漢。
    それを受け入れる受けの子、初めての快楽にどんどん解されていく様がめちゃくちゃ好みでした!

    2人が出会ってお互いが今の辛い状況を乗り越える小さな希望の光になり合えていてよかった。

    そんな仄暗い終わり方でも良かったんですが個人的にはお互いもっと笑い合って愛を確かめ合った終わりが見たかったな~。

    それぞれの過去ももっと見たかったし1巻完結じゃもったいないような内容だったな~

  3. user より:
    メトロ (eyesコミックス)

    ▼あらすじ
    性に対して親から抑圧され続けてきた水葵は、通学中の電車内、いつも同じ時間、同じ車両で、見知らぬ男に体を触られていた。

    逃げることは出来たのに、その行為を受け入れてしまう水葵。

    ある時、水葵は男――忍を見つけ出し、取引を持ちかける。

    「…教えてください。
    電車でした、それ以上のこと」
    マゾヒスティックな水葵の?命令?に、淡々と応えていく忍。
    しかし、背徳に耽り、欲望に溺れる日々の中、無感情だった忍にも、次第に変化が訪れ始め……。

    闇を抱える男×抑圧に苦しむ少年の、生々しくも美しい、インモラリティ・ボーイズラブ。

    ***

    ストーリーの完全度:高い
    トーン:背徳・シリアス・ダーク
    エロ度:非常に高い
    萌え度:高い
    総合評価:★4.5

    積み本崩し。
    初読みの作家さん。

    丸々一冊表題作で、タイトルからして痴漢モノかと思いきや痴漢はただのきっかけに過ぎなかった。
    (どちらかといえばSMモノだった笑)
    全体的に仄暗い雰囲気で、性的な物を病的なまでに嫌う母親の抑圧から逃れるように見知らぬ男との関係に溺れていく受けの描写が妙にリアルで生々しさすら感じました。

    背徳的なエロが好きなので非常にドキドキしながら読んでいたのですが、浣腸シーンはちょっと吃驚。
    しかも受けが漏らしそうになるので汚い描写が苦手な私はその部分だけ少しヒヤッとしましたが、想像していたような展開にはならなかったので一安心…(^^;)
    他は縛ったりベッド以外でするシーンがあったりするくらいなのでSMモノとしては軽めです。
    ただ、雰囲気が雰囲気なので落ち込んでる時とか気分がブルーの時にはあまり読みたくないかも(笑)
    コマ割りと構図の巧さに魅力を感じる作品で、共依存だけど最後はほのかに希望が見えるラストなのが良かったです。
    受けが立派な襲い受けに成長してくれたので、その調子で感情が死んでる攻めを引っ張っていってもらいたい。
    それでいつの日か攻めに笑顔が戻るといいな。

  4. 独特な空気感の作品

    始終仄暗さ漂う独特な雰囲気の作品です。

    最後も完全晴れやかハピエン!
    て感じではなく、少し光が見えたかな?という感じです。

    ハピエン厨ですが、たまにはこういうのも面白いですね!

  5. ほんの少し希望が見える

    暗くて重いし、2人とも鬱屈しているし、あらすじだけで言ったらよくあるストーリーだけど、見せ方が上手いというか、コマの運びがいいというか、すごくいい文体の小説を読んだような気分になる。
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