果ての荒野でバカンスを

惑星開拓の任務についているシンは、毎日、地球にいる友人で技術者のルキヤに定期報告をしている。
夜ごと、ルキヤを想ってAIとの擬似行為をする自分に自嘲しながら、想いを伝える日を待ち望んでいた。
赴任して3回目の誕生日、ついに地球へ帰還する日を迎えて――。
他、森の奥深くに住む美しい青年と子どものBLおとぎ話「ふたりぼっちのエバーアフター」、好意が気持ち悪い‘蛙化現象’の青年の恋を描く「蛙の王子様」も収録した、静かに、だけど心に届く長編読み切り集!
電子限定描き下ろしマンガ1Pも収録。

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コメント

  1. oeyさん より:
    この結末は予想してなかった

    この1冊に3作品短編が入ってます。
    私は最後の作品が1番好きでした。
    メリバと聞いて大体予想出来てたんですがまさかこう来るとは思いませんでした。
    圧倒的予想外。
    涙が頬を伝いました。
    良かった。
    短編でここまでの世界観を描けるのは素晴らしい。
  2. aika11さん より:
    せつない

    なにこれ切ない。

    切ない…語彙力失うくらい切ない。

    短編3本+エンドロール。
    表題作は3番目に収録。

    「ふたりぼっちのエバーアフター」…御伽話のような異種交流譚。
    ちょっぴりホラーかと思ったら、さにあらず。
    魔物と少年の長い長い出会いと別れの話。
    この二人の今後がHappily Ever Afterでありますように。

    「蛙の王子様」…野獣しかり蛙しかり、物語の異形が真実の愛で本来の姿を取り戻すのは定番だ。
    でも、野獣の変身後のキラキラ王子っぷりになんか違うって個人的には思ってた。
    美しさも過ぎれば呪いとなりえ、「内面を見てほしい」という願いの切実さは野獣や蛙と同じかもしれない。
    覚醒のキスは夢の終わりであり、新たな物語の始まりに思えた。

    「果ての荒野でバカンスを」…そして満を持しての表題作。
    ひとりぼっちの惑星開発員と、通信越しの幼馴染兼技術員。
    夜な夜な繰り返される秘密の交わり。
    ……彼なりに相手の幸せを望んだ結果とはいえ、あまりにも切ないラストだった。
    ネタバレなしで読んでほしい。

    エンドロールも余韻ありまくりで、じんわり涙さえ浮かんだ。

    再読すればまた違った印象を持ちそうで、それも含め珠玉と言っていい作品たちだった。

  3. OKomeさん より:
    タイトルが素敵

    短いけども、余韻を残していく素敵な作品達です。

    何度も読み返しては浸れる作品に出会えたときって幸せですね。

  4. 切ない忘れられない

    ある著名な作家さんのお勧めで知った。

    気になる設定で読むのが楽しみだった。
    そして読むと泣けて来た…生々しさはない、心がキュッとするそんな短編集。
    過去に戻ってやり直せたら、なんて、フィクションなのにまともに思ってしまう様な、迫るものがあった。

  5. ちょっと不思議系

    試し読みで読んだ作品が順番の一番最後だったので、購入したあと読み始めた時に少し混乱した。
    作品は好みが分かれそう。
    私はあまり心が動かなかった。
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