坂の上の魔法使い

魔法使いが多く住む町・ゲルの外れの荒れ山に、魔法使いのリーと弟子のラベルは住んでいる。
リーのもとにずっと捜し続けていた元使役・リリドが見つかったとの報せがはいる。
リリドは王・カヌロスの亡骸とともにいると。
王の復活を目論むリリドの狙いはラベル。
リーとリリドの最終決戦が始まる。
リーとラベルの運命は!
坂の上の魔法使い堂々の完結。

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コメント

  1. user より:

    2015/01/03
    【好き】完結。
     リーのもとにずっと捜し続けていた元使役・リリドが見つかったとの報せがはいる。
    リリドは王・カヌロスの亡骸とともにいると。
    王の復活を目論むリリドの狙いはラベル。
    リーとリリドの最終決戦が始まる。
    リーとラベルの運命は!
    (裏表紙のあらすじ引用) 王としての夢(魔法使いと人間が共存する世界)と王自身の夢(リーとのささやかで幸せな生活)そしてリーの望み(誓いから解放されて自由になること)。
     ラベルの望みが皆の望みを叶え、幸せに。
     リーを守りたい心と愛で天然アホの子・ラベルはよく頑張った。
     なんというか読後感はやりきった感と充実感に酔ってしまった。
    ふぅー。
     いやぁーBLのくくりでは惜しいなぁ。
  2. user より:

    いいですねー。

    こういう物語いいです。
    全然ありです。

    なんなんでしょうこの愛は。

    深いんだろうな。

    前王の夢そのままを過ごせてる最後のラベルとリー
    これでいいんです。

    ものすごく面白かったです。

  3. 面白かった

    世界観が独特で、色んな人間の群像劇も良かったです。

    たった3巻なのに大河ドラマを観た感じでした。
    ファンタジー好きな人には激推し作品です。
    異世界転生、量産型ナーロッパに飽きた方にも。

  4. user より:

    完結編。
    すごく感動して涙が止まらなくなってしまいました。

    そうだったんだ…と納得しつつ、リーも王も、そしてリーの元使役も愛する者をせいいっぱい守ったんだなと感慨ひとしおになりました。

    特に印象的だったのは、リーと元使役の関係です。
    もともと分身だから心も一緒だったはずなのになぜ対立するようになったのか、というところに心引かれます。

    使役にはかつてのリー自身の願望、本音のすべてが託されていて、想いを遂げようとする強い意志があります。

    ところがリー本人は少しずつ気持ちが変化していくんです。
    ラベルという守るべき者ができたからなんですよね。

    愛する者を守るために、昔も今もリーは魔力で敵対するものを殺戮します。
    冷酷な一面を見せるのも、愛のため。
    使役も同様に愛のためラベルを襲ってきて恐ろしいです。
    残酷シーンもあるし、荒野に流れる黄金の川も強力な畏怖を感じさせます。

    すごく殺伐としてしまいそうなのですが、そんな中ラベルのかわいらしさ無邪気さにものすごく救われます。

    すごくいい子でまっすぐ育っている。
    リーは反面教師だったの?ほんとにラベルは愛され系。

    ラベルがいるから、というのがリーの理由になってしまったのがわかり過ぎるほどわかります。

    始まりは王と魔法使いの叶わない恋だったのに、それが発端となってさらに大きな愛へと進化しているところがすばらしいんですよね。

    矮小な恋愛にとどまらないスケールの大きさに圧倒される事間違いなし。

    プラトニックでもここまで強く愛することができるのだと教えられます。

    Hシーン皆無なんですが、そんなのなくても萌え上がります。

    この手のファンタジーは物語の決着のつけ方がまずいと全てがしらけてしまうものですが、期待を裏切らないエンディングが待っていました。
    最後の最後までドラマチックです。
    成長したラベルに、また涙が止まらなくなってしまいました。

    完成された世界観がすばらしくて、すっかりハマってしまいました。
    もっともっとこの先の物語も読んでみたいです。
    頭の中が妄想でいっぱいになっています。

  5. user より:

    カナ子さんのふんわりとした可愛らしい絵柄の中に秘められた毒と仄暗い世界観が見事にマッチしたファンタジー大作堂々完結(T_T)
    基本は王と魔法使い、魔法使いと弟子という主従であり男同士の関係でありながら、愛情表現もストイックなまでに抑えてありエロ描写も殆どありません。
    というか弟子の方はまだ子供でラスト立派な成人男性に成長するのですが、色気も無く相変わらず減らず口を叩くリーと微笑ましい生活を送っていて、ただそれだけなのに其処には確固たる愛情が存在するという感じがして止まないのです。

    今まで可愛いだけだったラベルの成長、王を今だに愛し生かそうとする使役であるリーの分身、そして王を葬りその息子ラベルを育てる事を選ぶリー、それを認めリーに息子を託す王、それぞれの選択に涙します。

    とてもシリアスで壮大な物語なのに、微笑ましいのは何と言ってもラベルの可愛いさ、あどけなさで仄暗いストーリーに光を与えています。
    BLの枠を遥かに超えている大作ですし、少しアレなシーンを除けば子供にも是非読ませたいファンタジーだと思います(笑)
    それにしても寂しい…今表紙のラベルを見るとその成長ぶりが感慨深いです。
    大好きな作品で待ちに待った完結編で読み終わった時の満足感と寂寥感…是非何処かで番外などあればなぁ~と思わずにいられない作品です。

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